犬のフンの放置に警告しよう!イエローカード作戦について

更新日:2022年05月19日

旗のように立てられたものと立体になっているものの2つのイエローカードが犬のぬいぐるみの隣に置かれている写真

身近な環境美化意識が高まる中、多くの犬の飼い主は散歩時に袋などを携帯し、フンを回収されていますが、一部のマナーの悪い飼い主によるフンの放置が、地域の大きな問題となっています。そこで、常習的にフンを放置する飼い主の心理(意識)に働きかけ、マナー意識の向上を訴えるとともに、フンの放置の一掃を目指す取り組みとして効果的な活動といわれている「イエローカード作戦」をご紹介します。

犬のフンの放置に警告しよう!”イエローカード作戦”について

テレビ番組の取材を受けました(2013年3月)

 平成25(2013)年3月、犬のフンの清掃活動を長く続けておられる方々に、テレビ報道番組(毎日放送「VOICE」)の取材がありました。

 今から約7年前の平成18(2006)年1月、北浜町牛谷で、犬のフンの放置を見るに見かねた男性が始めた清掃活動は、平成21(2009)年から始まった高砂市のイエローカード作戦を取り入れられて、今も、お仲間と一緒に続けておられ、地域活動に広がっています。

 そもそも、飼い主さんが持って帰らなければならない犬のフン。放置されているフンの量はこの7年間で大幅(およそ30分の1)に減ったそうですが、この日もまだまだたくさん放置されていました。清掃活動をされている皆様には、本当に頭が下がる思いです。

犬のフンの清掃活動についての取材の様子の写真

 犬のフンの放置にお困りの方に、飼い主さんに間接的に注意ができるイエロカード作戦がお役に立てば幸いです。

8割以上に効果あり!イエローカード作戦のアンケートを実施いたしました(2009年9月)

 平成21年(2009年)5月から実施しているイエローカード作戦について、7月までの申請団体54団体に対して9月にアンケートを実施いたしました。そのうち約80%にあたる43団体から回答が寄せられました。(詳細は下記別添ファイルを参照願います)

アンケートの結果を要約しますと、8割以上の団体から効果があるとの回答があり、犬のフンの放置数も活動前に比べて半分以上減少したという団体が約50%と、その効果が実証されています。また、周囲(活動区域の住民)の反応についても約60%が協力的であると回答をいただいており、効果については概ね良好という結果となっています。

平成22年(2010年)3月末現在で申請団体は98団体あり、活動されている団体が増えてきています。また他市町へもイエローカード作戦は広がりを見せ始めています。

アンケートでいただいた貴重な意見もできる限り反映し、今後も継続して「イエローカード作戦」を推進し、実施団体を支援していきます。

回答をいただいたみなさま、貴重なご意見ありがとうございました。

協力団体を募集いたします

 身近な環境美化意識が高まる中、多くの犬の飼い主は散歩時に袋などを携帯し、フンを回収されていますが、一部のマナーの悪い飼い主によるフンの放置が、地域の大きな問題となっています。

 兵庫県の条例では、飼い主による道路や公園など公共の場所における犬のフンの放置を禁じていますが、市民からの犬のフンの放置に対する苦情は後を絶ちません。また、フンの放置は周辺の住民の迷惑になるばかりでなく、景観を損ね、衛生面でも悪影響を及ぼしています。

 そこで、常習的にフンを放置する飼い主の心理(意識)に働きかけ、マナー意識の向上を訴えるとともに、フンの放置の一掃を目指す取り組みとして「イエローカード作戦」をご紹介します。

 高砂市は平成21年(2009年)5月から自治会を中心にこの取り組みを始め、アンケート結果でも8割以上の団体からフンの放置が減少する効果があったとの報告がありましたので、フンの放置対策に効果的な方法として是非ご活用ください。

 今年度も東播開業獣医師会高砂支部から物資支援のご協力をいただき、取り組みに協力していただける自治会等団体にグッズ等の提供をいたします。

 地道な活動ですが、高砂市の環境美化のために皆様のご協力をお願いいたします。

実施マニュアルとイエローカード作り方マニュアルを掲載いたします。

 イエローカード作戦の実施マニュアルとイエローカードの作り方マニュアルを掲載いたします。(ダウンロードしてご利用ください)

(1)イエローカード作戦実施マニュアル

(2)イエローカード作り方マニュアル

(3)イエローカード様式(A4)

(4)イエローカード作戦ポスター様式(B4)

実施概要

  1. 犬のフン放置発見
  2. イエローカード設置
  3. 一定期間監視
  4. 回収
フンの隣に立てられている旗のようなイエローカードの写真
フンの隣の路上に据え付けられている立体のイエローカードの写真
イエローカードの設置された近くのフンをはさみで回収している様子の写真

 上記1から4を1サイクルとして継続することにより、フンの放置に対する地域ぐるみの取り組みであることを飼い主に認識させ、飼い主のモラル向上を啓発し、フンの放置を無くすことが目的です。

支援対象団体

 当該活動に賛同していただける市内の自治会等の団体。

 この取り組みはあくまで地域の自治会等団体が積極的に対策を講じていることを全面に出していただくため、イエローカードには団体名を表記していただきます。

(個人で実施されたい方もできるだけご近所等でグループを作って申請願います)

支援内容

  1. イエローカードマニュアルの提供(1団体5部まで)
  2. イエローカードの提供(1団体50枚まで)立体タイプ、カードタイプ
  3. 啓発ポスターの提供(1団体10枚まで)
  4. 軍手の提供(1団体5組まで)東播開業獣医師会高砂支部提供
  5. 金ばさみの提供(1団体5本まで)東播開業獣医師会高砂支部提供
  6. フン回収袋の提供(1団体50枚まで)東播開業獣医師会高砂支部提供
軍手やイエローカード、ポスターなどの支援内容の物品が並んでいる様子の写真

申請方法

別紙申請書を、高砂市役所環境政策課(本庁3階)へ提出し、支援グッズを受け取りにきてください。(申請書は以下のファイル参照)

在庫が少ない状況ですので、事前にお問い合せください。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 環境経済室 環境政策課

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-443-9029

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