帯状疱疹ワクチン予防接種費助成事業

更新日:2024年05月27日

令和7年度も継続して行います

帯状疱疹とは

水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。

体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。

症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りに現れることもあります。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」になる可能性があります。

詳しくは、以下のページでご確認ください。

帯状疱疹ワクチン予防接種費用の一部を助成します

高砂市では、帯状疱疹の発症および重症化を予防するとともに、市民の負担を軽減するため、令和6年4月1日から帯状疱疹ワクチン予防接種費用を一部助成しています。

予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、かかりつけ医等に相談し、予防接種による効果や副反応、健康被害救済制度などについて十分に理解いただいた上で接種の判断をしてください。

助成対象者 

接種時において、高砂市に住民登録がある満50歳以上の人。

※過去に助成を受けていない人

※定期予防接種対象外の人

なお、帯状疱疹ワクチン定期接種については、以下のページでご確認ください。

https://www.city.takasago.lg.jp/soshikikarasagasu/kenkozoshinka/1/otonanoyobousessyu/12184.html

助成内容

帯状疱疹ワクチンには、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります。

・「生ワクチン」は1回接種。

・「不活化ワクチン」は2回接種が必要です。

  乾燥弱毒生水痘ワクチン 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 通常2か月以上の間隔を置いて2回
助成額 上限4,000円 1回につき上限10,000円
助成回数 1回 2回
接種方法 皮下注射 筋肉内注射

予防効果(有効性)

 

50-59 歳︓69.8%

60-69 歳︓64.0%

70-79 歳︓41.0%

80 歳以上︓18.0%

50-59 歳︓96.6%

60-69 歳︓97.4%

70-79 歳︓91.3%

80 歳以上︓91.4%

 

 

予防効果(持続期間)

5 年程度 現在は 11 年程度
接種できない方 病気や治療によって免疫が低下している方は接種できません。 免疫の状態に関わらず接種可能です。

副反応

(※)は注射部位の症状

<発現割合30%以上>
発赤(※)

<発現割合10%以上>
そう痒感(※)、熱感(※)、腫脹(※)、疼痛(※)、硬結(※)

<発現割合1%以上>
発疹、倦怠感

<重大な副反応(頻度不明)>
アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎

<発現割合70%以上>
疼痛(※)

<発現割合30%以上>
発赤(※)、筋肉痛、疲労

<発現割合10%以上>
頭痛、腫脹(※)、悪寒、発熱、胃腸症状

<発現割合1%以上>
そう痒感(※)、倦怠感、その他疼痛

<重大な副反応(頻度不明)>
ショック、アナフィラキシー

 ◆助成はどちらか1種類のワクチン、生涯1回限りとなります。

 ◆接種費用から助成額相当分を除いた金額を医療機関にてお支払いください。

 ◆接種後の返還はできません。接種の際には助成券を忘れずにお持ちください。

 

※生ワクチンは免疫不全・免疫抑制状態の方や服薬の種類等により選択できない場合があります。また、生ワクチンを接種したあと、他の生ワクチンを接種する場合は、27日の間隔を置く必要があります。医師と十分にご相談のうえ申請ください。

助成の受け方

1.申し込み

健康増進課に、電子申請、窓口、または電話にて以下の必要事項をお知らせください。助成券は、4月1日以降の交付となります。

対象者であることを確認し、市から助成券を交付します。

●必要事項

1.氏名

2.住所

3.生年月日

4.電話番号

5.希望するワクチンの種類(※種類により、接種回数が異なります)

【窓口での申請】健康増進課(市役所2階)までおこしください。

【電子申請】こちらから申請してください。

https://logoform.jp/form/GdUU/501377

【電話での申請】電話(079-443-3936)にて申請受付をします。

☆電子申請及び電話申請の場合は、申請から約1週間後に助成券を郵送します。

☆来所で受け取りの方は、3営業日以降に取りに来られるようお願いいたします。

2.接種の予約

必要書類が届いたら、医療機関に接種予約をします。

 

3.接種を受ける

【持ちもの】

◆助成券

◆接種費用(自己負担金)

◆高砂市民であることが証明できる書類(健康保険証等)

 

・予約した医療機関にてワクチンの接種を受けます。

・接種費用から助成額(上限)を差し引いた額を、自己負担として支払ってください。

※医療機関ごとに接種費用や取扱いのワクチンが異なります。医療機関へのご予約の際によくご確認ください。

接種できる医療機関

高砂市内の協力医療機関

※協力医療機関以外では、助成券は使用できません。

ちらし(表)帯状疱疹ワクチン接種費助成事業案内(PDFファイル:367.4KB)

ちらし(裏)協力医療機関一覧(PDFファイル:170.2KB)

<閉院>

金村医院

健康被害救済制度

帯状疱疹ワクチンの接種は任意予防接種であり、予防接種法に基づく予防接種ではないため、万一、健康被害が生じたときは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済の対象となる場合があります。

この記事に関するお問い合わせ先

健康こども部 健康文化室 健康増進課

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:
(健康増進課)079-443-3936
(こども健康担当)079-443-3950

ファックス:(健康増進課)079-443-5991
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