食品ロス削減にご協力ください!

更新日:2022年03月17日

食品ロスとは?

食品ロスとは、食べ残しや賞味期限切れなどにより、まだ食べることができるのに捨てられている食品のことです。

日本では、年間600万トン以上の食品ロスが発生し、廃棄されています。これは、国民1人1日当たり約130グラム(お茶碗約1杯のご飯量に相当)を捨てていることになります。

この食品ロスを削減するために、2019年10月1日に食品ロス削減推進法が施行されました。この法律では、国や市はもちろん、事業者や消費者も食品ロス削減に努めることとされています。

高砂市の食品ロスの現状は?

高砂市内の家庭から発生する食品ロスの実態調査を行った結果、生ごみ全体の31パーセントが手つかずのまま捨てられている食料品であり、9パーセントが食べ残しによるものでした。

また、手つかずの食料品について調べてみると、半数以上が全く手が付けられておらず、消費・賞味期限切れで捨てられていました。

食品ロスの削減は、食資源を大切にするとともに、ごみを減らすことで地球環境への負担を減らすことにつながります。食品ロス削減にご協力ください。

高砂市の家庭から出される生ごみの内訳

 

100%手付かず食品の写真

高砂市の家庭ごみ(ごみ袋約150袋を調査)から、まったく手付かずのまま捨てられている食品がこれだけ多く出てきました。

(令和2年度高砂市食品ロス量実態調査報告書による。調査は環境省の支援事業により実施)

食品ロスを減らすためにできることは?

買い物時のポイント

買うものを事前に確認

買い物に出かける前に家にある食材を確認しましょう。メモを取るなど工夫をし、二重買いを防ぎましょう。

買うのは必要な分だけ

特売日などに安いからといって食材をまとめ買いすると、使い切れずに廃棄につながるおそれがあります。消費期限・賞味期限を確認し、実際に使う量・食べる量を考えて計画的に買い物をしましょう。 

保存時のポイント

見つけやすい収納を

冷蔵庫や冷凍庫に保存する際には、どこに何があるか把握しやすいように収納するよう心がけましょう。忘れたまま置きっぱなしとならないように気を付けてください。

下処理で長持ち

生鮮食品を一度で使い切れないときは、すぐに下処理をしましょう。新鮮なうちに適切に下処理をすれば長持ちさせることができます。ただし、劣化は進むので早めに使い切ってください。 

調理時のポイント

食べきれる量を調節

家族の予定や体調を確認し、食べきれる量だけ調理しましょう。

残った料理はリメイク

残った料理は、捨てずにリメイクできないか検討しましょう。インターネットで検索することで、有効な活用方法が見つかるかもしれません。

野菜の葉や皮を有効活用

野菜の葉や皮を過剰に除去することも食品ロスの発生につながります。例えば、大根やニンジン、カボチャなどは皮まで食べられます。切れ端をスープに入れたり、スムージーにすることでおいしく食べきることができます。葉や皮をすぐに捨てるのではなく、何かに利用できないか考えてみましょう。 

外食時のポイント

食べきれる量を注文

家庭だけでなく、レストランなどでも食品ロスは発生しています。食べ残しをしないよう、食べきれる量を注文しましょう。食べきれないと思うときには、「少なめで」などとお願いしてみましょう。

余ったら持ち帰る

料理を食べきれない場合は、持ち帰ることができないかお店に確認してみてください。ただし、持ち帰る場合は食中毒のリスクがあるので、自己責任でお願いします。持ち帰った料理は十分に再加熱し、できるだけ早く食べましょう。 

高砂市の取組みについて

フードドライブ

「賞味期限までに食べきれそうにない」「食品をたくさんもらって困っている」など、ご家庭で眠っている食品を持ち寄り、それらを福祉団体や福祉施設、フードバンクなどに寄付する活動がフードドライブです。食品ロスの削減によるごみの減量と福祉団体等への食糧支援を目的に、高砂市では、フードドライブを定期的に実施しています。

たかさご食べきり運動

食品ロスを削減する以下の取組みを実施する「食べきり運動協力店」を登録・紹介しています。

  1. 小盛メニュー等の導入
  2. 持ち帰り希望者への対応
  3. 食べ残しを減らすための呼びかけ(ポスターなどの掲示)
  4. 小盛割引の実施
  5. その他 

鮮度保持袋の配布

食品ロス削減月間である10月に、食品ロス削減の取り組みの一環として、野菜・果物の鮮度を長持ちさせる鮮度保持袋を市役所本庁受付、各地区市民サービスコーナー、市民コーナーで無料配布しました。(配布数:約5,000袋)

また、まちづくり出前講座(高砂市のごみ処理状況)の参加者の方やフードドライブの食品持参者の方にもお配りしています。

鮮度保持袋

 

リメイク料理の紹介

下記のリンク(健康増進課のページ)にリメイク料理が紹介されています。参考にしてみてください。 

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 エコクリーンピアはりま

〒676-0074
兵庫県高砂市梅井6丁目1-1

電話番号:(計画・ごみ減量化)079-448-5260

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